開窓術

開窓術とは

歯が出る時期が過ぎても生えてこないで、もぐっている歯を埋伏歯といいます。
乳歯が抜けてしばらくしてもなかなか永久歯が生えてこない場合、レントゲンで確認します。
大体の場合は、もうしばらく待っていれば生えてくるであろうと予測がつきます。

しかし、稀に歯の位置異常により、埋まったままの状態で生えてこないことがあります。
この場合、待っていても生えてきませんので、矯正力により歯を引っ張り出す必要があります。
そのままにしておくと両隣の歯が寄ってきてスペースが無くなってしまったり、歯並びにも影響します。

これを「開窓(かいそう)術」と呼びます。
歯ぐきを切開して、歯の表面を露出させ、良好な位置まで引っ張り出すという治療法です。

症例

初診時

9歳の女の子。
乳歯が抜けたが、大人の歯が生えてるスペースがなく、生えてこないとのことで来院されました。

レントゲン写真
犬歯が骨の中に埋まっています

手術

手術当日は普通の治療と同じように来院していただきます。
処置は局所麻酔で行います。


局所麻酔を行います


歯ぐきを開きます


傷口は糸で縫合し
1週間後に抜糸します

術後1ヶ月

4年後

よくある質問

:費用はどれくらいかかりますか?

:開窓手術は矯正治療の範囲に含まれるため、保険適用外となります。
状態により変わることがありますが、3万5千円から4万5千円です。

:腫れや痛みは出ますか?

:術後麻酔がきれてくると、少し痛むことはありますが痛み止めを服用していただくと治ります。
処置後2~3日は腫れることがあります

:食事制限はありますか?

:特にありません。

:体育や部活動での運動はできますか?

:処置当日は、出血の恐れがあるので避けてください。翌日からは問題ありません。
抜糸が終わるまでは念のため球技は避けてください。ボールが顔に当たって傷口が開く可能性があります。

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