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技工士常駐の院内技工

技工士常駐の院内技工

全歯科医院の11%

 
歯の大きさや形、噛み合わせは、十人十色。そのため被せ物や詰め物に既製品はなく、歯科技工士が一つずつ作成しています。
 
 


Q.「外注するのと、どう違うのですか?」
A.「一つ一つの技工物(作った歯)を細やかな段階で歯科医師がチェックすることができます」


技工物はとても小さくて精密なものです。少し形態が違うだけで、お口の中に入れると患者様は見た目にも使用感にも違和感を感じます。

患者様のお口にピッタリとなじむ物を作るには、患者様のお口の中をよく知る歯科医師と実際に作成する歯科技工士の情報交換が必須です。

業者に外注すると、お互いが離れた場所で仕事をしているため、細やかなステップでの情報交換ができません。どうしてもという場合は時間を作りますが、頻繁には難しいのが現状です。

院内に歯科技工士が常駐している歯科医院では、実際の模型を見ながらの情報交換が常に可能になります。よって、頻繁に患者様の状態を確認出来るので、より精密で機能的な技工物を作ることができるのです。
 
 


Q.「歯科技工士さんがいる歯科医院は、見たことがないのですが?」
A.「当院では完成度を高めるために、敢えて院内を選びました」


業者に外注すると、当然コストが大きな問題になってきます。その為、業者はより安い技工物を作り、競合他社と競争しています。歯科医院にとってはコスト削減でありがたいのですが、中で仕事をしている歯科技工士は薄利多売を強いられます。

それにより歯科技工士は、休みがない、夜中まで仕事をするなど、劣悪な環境で働いています。 歯科技工とは「物作り」です。そのような過酷な環境で長時間仕事をしなければいけない状況で、人はいい物を作れるでしょうか?

当院では3名の歯科技工士が週休2日、通常の勤務時間内で限られた個数の技工物を製作しています。たくさんの量を作ることはできませんが、そのかわり時間をかけて一つ一つ丁寧に製作するようなシステムにしています。

ゆとりある環境で仕事をするからこそ、いい物が作れるのです。

また、「自分が作った歯が患者様のお口に入ったところを見たことがない」という技工士は多いです。そのような状態では、「見た目がきれいな歯」は作れますが、「使える歯」を作ることはできません。

当院では、歯科技工士が患者様と話すことや、治療を見ること、自分の作った「歯」を確認することは、日常的に行われています。やはり、歯科技工士も人間です。

一人一人の患者様に思い入れがあり、それを使っているところを身近に感じることにより、驚くほど完成度の高い物をつくることが出来ます。
 
 


Q.「外注の業者さんと院内の技工士さんの大きな違いはなんですか?」
A.「患者様の歯を実際に見るというのは、実はとても重要なのです!」


歯は白一色ではありません。色の濃さがあり、歯の中に微妙な色があります。驚くかもしれませんが、歯の中をよく見ると、ピンクやオレンジ、ブルーなどの色が隠れているのです。その細やかな色が一致して、一つのきれいな歯になります。

私たちはその色を写真に撮りますが、フラッシュなどの影響により、それらの色がうまく写真に表示されないというのが私たちの業界では常識です。いくらカメラの質を上げても、いいカメラマンに撮ってもらっても、やはり人間の目には勝てません。

歯科技工士が常駐している当院では、実際に歯科技工士が患者様の歯を見て写真を撮り、時にはデッサンを作って細かく調整することによって、間近で見ても分からない色彩に仕上げることが出来ます。
 
 
 
 

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