失敗しないポイント

失敗しないインプラント治療のポイント

科学的根拠に則って行う

インプラント治療を長期にわたって安定させる(長持ちさせる)為には、歯科医師個人の技術や考え方では不十分です。
なぜなら、歯が無くなった原因、噛み方、骨の状態、歯ぐきの状態は患者様それぞれにより違います。

科学的に根拠のある治療と言うのは、様々な歯科医師が様々な患者様に行った治療の中で、「誰がどの患者様に行ってもうまく結果がでた」治療と言う事になります。
「誰が、どの患者様に行っても同じ結果がでる」よって、科学的なのです。

環境を改善して治療を行う

インプラント治療を行う患者様は、何らかの理由で歯が無くなっております。
『 何らかの理由 』があったので、歯が無くなっているのです。
その状態で、「歯磨きが不十分だった・・・」「定期的に歯医者さんに来なかった・・・」という理由だけで簡単にインプラントをいれると、かならず抜けた歯と同じ運命をたどります。

歯が無くなった本当の原因を診断し、解決する事が非常に重要です。

《歯が無くなる原因の例》

■ かみ合わせの不具合 
下顎を前や横にずらした時に奥歯が当たらないか、、など。
歯に強い力がかかりすぎているとトラブルの原因になります。

■ 歯周病 
歯周病は口の中全体的な問題です。1本だけ治療すると言う事は無く、全体的な治療が必要になります。
インプラントも歯周病にかかります。
原因を解決しないと、自分の歯を失ったのと同じように、インプラントも歯周病で失います。

■ 骨と歯ぐきの厚みの問題
骨と歯ぐきが薄い(少ない)患者様は様々なトラブルがでやすいです。この状態でインプラント治療を行うと様々なトラブルがでます。
例えば、植林するときには土台にしっかり砂や土を入れて、木の根を埋めますよね。
埋める場所に十分に面積や深さ、栄養が取れないところに植えても木が抜けてしまいます。インプラント治療もそれと同じで土台を整えてから入れないとトラブルが起きます。

■ 噛む場所が偏っている
様々な理由で、左ばっかり、右ばっかり、、で噛んでしまう等

 

インプラントに適した環境作り

インプラントは人工の歯の根を骨の中にいれる治療です。その材質はチタンという金属です。
このチタンは古くから、骨折の治療や人工関節にも使用されており、良い結果を残しています。
ただ、自分の歯とは違うので、チタンを使用した歯に適した環境があります。

チタンの歯に適した環境とは何かというと・・・
インプラントの周囲には2ミリの骨の厚みが絶対に必要!!ということです。
インプラントが長期に生存する為には、健康な骨が周囲に2ミリ必要であると、論文で言われており、これはとても重要です。
インプラントの直径の平均は4ミリ、インプラントの前後に2ミリづつ骨があるとすると、インプラント治療を行う骨には8ミリの厚みがなければ絶対に問題が起きます。

《 インプラントの周囲に2mm以上の骨が必要であることを示した論文 》

上の写真はインプラントと隣り合った歯の間に2mm以上の歯を支える骨が存在しています。
それによりインプラントがしっかり安定します。

インプラントの種類

インプラント治療にこられた患者様によく質問を受けます。
「インプラントは何処のメーカーを使用していますか??」
では何処のメーカーのどのシステムが良いのでしょうか?

インプラントメーカーは常に新しいシステムや新しい材料を競って開発しています。同じメーカーの中にも様々な
特徴が存在します。

新しいインプラントが一番いいのか??そうでもありません。
新しいインプラントは実際に何十年も使用した実績がありません。十年後に何が起こるのか知っている人は存在しないのです。

だからと言って、古いインプラントがいいのか??あまり古すぎてもよくありません。
我々は最新のインプラントの中で、最低十年以上の実績のあるインプラントを世界的に認められている論文の中から選別し使用しています。

《 インプラント表面の構造がインプラント周囲炎に影響する実験研究を行った論文 》

現在世界で主流に使用されている、異なるタイプの4つのインプラントシステムを骨に埋めて人工的にインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を発症させて、インプラント周りの組織にどのように影響が出るかの実験を行った。
結果、インプラントの表面構造の違いで骨の吸収(骨がなくなること)に差が出た

実験結果でもインプラント周囲炎に対して抵抗性の強い(=歯ぐきに炎症が起こりにくく、骨が溶けてなくなりにくい)ことが証明された安全性の高いインプラントを使用しています。

シミュレーションソフトによる診断

当院では、歯科用CTを用いた最新のシミュレーションソフトを導入し、インプラントを埋めるための画像診断を行っております。

CT撮影は、理想的な診査・診断ができるのでインプラントの手術の成功のためには不可欠です。
ここで、注意して欲しいことがあります。CTを撮影しても、そこから得られる情報はただの顎骨の断面像のみなのです。

インプラントにおけるCTについて大切な事は、インプラント画像診断やインプラント手術シミュレーションをしっかり行っているかどうかなのです。

つまり、『インプラント手術シミュレーションソフト』を使用しているかどうかです(3Dで顎骨の詳細が分かります)

CT撮影の機器があってもPC上でインプラント手術のシミュレーションが出来なければ、意味がありませんのでCT撮影の機器を持っている歯科医院であれば大丈夫とは言いきれません。

術前にCTデータを解析し、十分な情報を得てから計画を立案する。そして手術に望む事が成功のポイントです。

→詳しくは最新のシミュレーションシステムのページへ

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