細菌との宿命

私たちのからだは口からおしりの穴まで1本のチューブが通っています。チューブの内側にはいろんな菌があり、虫歯菌、歯周病菌、腸内細菌、大腸菌、ビフィズス菌など菌と共に生きており、拒むことはできません。

菌をやっつけたいからと抗生物質のお薬を飲み続けても細菌は除去できません。からだの中で1番菌が多いのは直腸ですが、口の中にも直腸に匹敵するくらいの細菌がいます。
菌といっても、全てが悪影響を及ぼすものではありません。良い菌と悪い菌があり、人によって菌の種類も様々です。
 

近年、研究が進み虫歯や歯周病の原因となる菌が特定されるようになりました。前述にもありますが、薬などで除去するのは不可能です。

大事なのは自分はどのような菌を持っているのか、量はどのくらいなのかを知ることで菌とうまく付き合いコントロールすることが出来ます。

未来を予測してリスク回避




お口の中の唾液を採取して、唾液の量や細菌を培養し虫歯の原因となる菌の量を測定します。
菌がたくさんいるからといって、虫歯になる訳ではなく様々な要因から成り立ちますのでいろんな角度から分析します。

〈虫歯の原因菌〉



S.ミュータンス菌



ラクトバチルス菌


〈虫歯のリスク判定項目〉 

磨き残しの量

食事の回数

唾液の分泌量

フッ素の利用状況

細菌の量

唾液の質(ph)



そして、これらのデータ結果をもとに未来を予測します。
今後虫歯になる可能性をグラフで示し、リスク回避するためにどのような対策をとれば良いかをご提案させていただきます。




お口の中の歯垢を採取して、歯周病菌の量と種類をDNAにて検査します。
歯周病菌の中でも重度の歯周病に大きな影響を及ぼしている3種菌の有無と量を調べることが出来ます

特に3種菌の中でも最も病原性が高く歯周病の悪化に関わる「ポルフィロモナスジンジバリスⅡ型」という菌があるかないかを調べることはとても重要で、これはどこでも調べることの出来る菌ではありません。

→ 詳しくは「歯周病遺伝子検査」のページも合わせてご覧ください

最も病原性の高いプロフィロモナスジンジバリス菌Ⅱ型他の菌と比べて44倍(!!)歯周病になりやすいです



この菌がお口の中にいるのを知らずにいたら確実に歯周病になります。しかし、知っていれば歯周病になるリスクを回避できるのです。

これが予測歯科です。
将来、自分が虫歯や歯周病になる可能性を予測し、それに合わせた自分だけのプログラムを組み、リスクを回避する事が大事なのです。

当院では、1人1人にあわせたプログラムを組んでオーダーメイド型の予防歯科を行っています。

→ 詳しくは「当院の予防歯科」のページも合わせてご覧ください

検査費用

〈唾液検査・・・虫歯の菌の種類と唾液の検査〉
 ¥3,000
〈遺伝子検査・・・歯周病菌のDNA検査〉
 ¥20,000

PAGETOP